2018年01月01日

第66話「春よこい♪」

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2018年あけましておめでとうございます。
って誰にいってるんでしょうかね、よくわかりませんが、新しい年になりました。
H県M市で暮らす父ハム夫くん(92歳)と母チコちゃん(86歳)もコタツで丸くなっていることでしょう。
冬といえばコタツですが、コレに関してボクは、先の第三次遠距離介護ツアーでH市滞在時に大きなミスをしてしまったのであります。
それは第三次遠距離介護ツアーも終盤にさしかかりそろそろ撤収の日程を考え始めた秋の夕方のこと。
母チコちゃん(86歳)が「去年の今頃はもうコタツをだしとったわ」とポツリともらした。
その頃はまだ秋にしては暖かく、母チコちゃんの言葉に接して、そろそろそんな季節になるんだなァとぼんやり夕焼け空を眺めていたボクは大馬鹿者でした。
数日後、第三次遠距離介護ツアーを終えてボクは帰京した。
その日の翌日あたりから全国的に冬めいてきたのにボクは何も気付いていなかった。
その週の週末に、父ハム夫くん(92歳)と母チコちゃん(86歳)が暮らす実家からクルマで1時間のところにいる妹U子が二人の様子を見に行き、衝撃の報告をしてきた。
なんと、すっかり気候は冬になっているのに、実家では暖房器具を何も用意していなかったのだ。いや実際は、用意していないのではなく、用意する事ができなくなっていたのだ。
第三次遠距離介護ツアーで滞在していた時に、掃除機や布団乾燥機などの電気製品がうまく使えなくなった事に気付いていたのに、コタツのことまで頭がまわらなかったのが悔やまれる。あの時、ちょっと早いけどコタツを出しておけばよかった。
妹U子が家中探してコタツをいくつか見つけたが、接続するコードが見当たらず、またまた家中大探ししてコードを1本見つけ、なんとかセッティングは完了したらしい。もう灯油ストーブは危ないので電気ストーブも出しておいたとのことだ。エアコンのリモコンは二人とも使えるので、こっちは大丈夫…と思ったらリモコンを母チコちゃん(86歳)がどこかに置いて忘れてしまいまたまた家中大探しなのだった。最近の母チコちゃん(86歳)の思考パターンだと、何でもモノがなくなったら、父ハム夫くん(92歳)が隠したという流れになるのだが、今回もそのように妹U子に訴えていたようだ。
しかしリモコンは母の居室に行く階段に置いてあるのが発見されたのであった。例によって自分で置いた事を忘れているのだ。
母チコちゃん(86歳)は、去年まで使っていた灯油ストーブのことも忘れていないようで「やっぱり灯油ストーブを出さんとね」と言っている。これまでのストーブと灯油ポリタンクは既に妹U子が処分したのだが、ないと知ったら新品を買う可能性はある。お店に行って店員さんと会話する程度なら、誰も変だとは気付かないレベルなので、購入する可能性は高い。
心配である。
まだまだ冬は続くが、暖房のいらない春が早く来ないかと、春よこいのメロディを口ずさむ。
あっ、童謡ではなく、はっぴいえんどデス。
(つづく)
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posted by ODA-SAN at 09:00| Comment(0) | 日記