2017年11月15日

第50話「主治医の判断」

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介護認定区分変更訪問調査の前に、母チコちゃん(86歳)の主治医と面談することにした。
その前に例によって認知症診断テスト。
暗算で100から連続して7を引いていく問題にもちゃんと答えている。(いつもは買い物の計算がうまく出来ず、万札で払っておつりをもらい、家には大量のコインがあるのに)
三つのモノを見せられ、しばらく後に「さっきお見せした三つのモノは何?」というテストにも正解を出している。(横でうっかりきいていたボクはひとつはすぐに思い出せなかったのにね)
その他の問題も順調にこなし、テスト結果は例によって高得点をたたき出す母チコちゃんだった。
担当したベテラン看護師さんが言うには「この結果だと現状と同じの支援1でしょうね〜」。
う〜ん、果たして区分変更になるのか。
ところが主治医の意見は違った。
「もう以前のお母さんとはちがうと思ってください、これだと支援ではなく介護認定のレベルですね」というものだった。物忘れが極度に激しくてもテストが高得点ということはあるそうなのだ。
介護認定結果には訪問調査と医師の意見書が重要らしいから、主治医がこういうのなら区分変更はありそうである。
支援から介護になれば受けるサービスも増えるのだろうが、支払額も増えるのが気になる。
せっかくだから、インフルエンザ予防接種の予約もすることにした。
去年もこの医院でしたからというので母チコちゃんに予診表に記入するように言ったが、一人では全然できない。これでは対外的なことは一人ではできないだろう。ましてや今までは対外的な事に関しては防波堤になっていた父ハム夫くん(92歳)が、預金通帳をゴミに出してしまうような暴挙に出る状態になっているのだから、もはや二人だけでの暮らしは成り立たないのではないだろうか。
第一次第二次と比べて、今回の第三次遠距離介護ツアーでの二人の生活の質は急降下で落ちている気がする。
でも、医師に「もう以前のお母さんとはちがう」と言われても、目の前の母チコちゃん(86歳)は以前と同じようにみえるのだった。ただし5分以内に限るのではあるが。5分以上だと、同じ話の無限ループ状態に突入してしまうので、こりゃ以前とは全然違うとわかるんですがね。
第51話につづく
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posted by ODA-SAN at 09:00| Comment(0) | 日記
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