2017年12月04日

第58話「カレンダーババー♪」

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母チコちゃん(86歳)は、物忘れがはげしい
今はまだ自分が物忘れをする自覚を持っているが、このペースでドンドン進行すると、そのうち物忘れが多いということも忘れるようになるのかもしれない。
家の中では、常に物忘れが気になるようで、何かを探している。
それはカバンだったり、メガネだったり、猫クンだったり。
たいていの場合、それら探す対象はすぐ近くにあることが多い。
「ヤンヤン(猫の名前)はどこじゃ?」とキョロキョロする母チコちゃん(86歳)の足元に、ヤンヤンがうずくまっている事もよくある。
そんな状況だから、母チコちゃん(86歳)はカレンダーに忘れてはいけないことなどをメモしている。そこで、母チコちゃん(86歳)をカレンダーババーと命名した。元ネタはカレンダーガールである。ニール・セダカのね♪
病院に行く日は、カレンダーの数字を大きく丸でかこんで忘れないようにしている。
ボクが「これなら病院に行く日がすぐにわかっていいね」と母チコちゃん(86歳)に言うと、「いつ行くんか?」との返答。
カレンダーにシルシはつけたものの、関連がうまくいっていないようだ。
「でも自分でカレンダーに記したのに…」とボクが言うと、「誰が書いたんか、ワタシは知らんよ」と母チコちゃん(86歳)。
カレンダーには予定だけでなく、ちょっとした日記風なコメントも書いてある。
脳トレ教室に行った日は、物忘れに関して考えるところがあったようで「だんだんアホになっていく自分が悲しい」と記していた。
今回の第三次遠距離介護ツアーで、ボクが実家に到着した日には「息子がひさしぶりに来てうれしい」とも。久しぶりといっても、前回の第二次遠距離介護ツアーから二ヶ月しか経ってない。20年前のことはよく覚えているのに、二ヶ月前のことは忘れているのか。
ボクが第三次遠距離介護ツアーを終えて帰京する予定の日には「息子が帰るのは寂しい」と記してある。
ちょっと泣けるね。
第59話につづく
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posted by ODA-SAN at 09:00| Comment(0) | 日記
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