2017年12月22日

第63話「第三次遠距離介護ツアー帰宅編」

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介護しに来たのに、自分のほうが介護されそうな体調になってきたので、父ハム夫くん(92歳)と母チコちゃん(86歳)が住む実家を緊急脱出した。
しかし、ここで踏ん張るのが遠距離介護者なのだ。
せっかくはるばるやって来たんだからこのまま直帰はもったいない。どこかで途中下車して、何か記念になることがしたいではないか。
本当はもう数日滞在した後、帰路にH市で途中下車して、寒空はだか師匠のライブを楽しむつもりだったのだが、今の体調ではそれは無理だ。
そのかわりにといってはアレだが、新幹線に乗り換えるH駅で途中下車し、スターバックスでH県限定のタンブラーをゲットした。これは妻へのお土産だ。しかもそれだけでなく翌週に迫った誕生日プレゼントにもしようというのである。
掛け値なしにささやかなイベントである。
新幹線の時刻が迫っているのでスタバ店内には入らず支払いをしてそのまま出ようとすると、レジで長〜いレシートが出てきた。正式名称は知らないが、レシートに記載されているサイトでアンケートに答えると飲み物が1杯無料になるプレゼントだ。以前にもどこかの店で出た事があるが、それ以来数年ぶりだ。急いでいるのに、店員さんが説明を始めるので、わかりましたと返事をして新幹線ホームに急ぐ。
階段を上りながら「今回もいろいろあった遠距離介護ツアーだったけど最後にいいことがあったなァ」としみじみ思うのだった。
なんてささやかな喜びなんだろうか!
こうして、なんとか途中で倒れる事もなく、帰宅して妻にお土産のH県限定タンブラーを渡す。予想通りあまり嬉しそうな顔はしないが、ボクの顔を見ながら「ずいぶんやつれたね〜」と労いの言葉をかけてくれる。浴室の鏡で確認したら確かにゲッソリしている。
実家では、父ハム夫くん(92歳)と母チコちゃん(86歳)が入浴しなくなっていたので、ボクもそれにひきづられシャワーでごまかしていたが、久しぶりに我が家の浴槽につかり暖まるのだった。
風呂上がりに体重計にのったら、体重は2週間前の遠距離介護出発時とほとんど変化していなかったが、体脂肪が3%、内蔵脂肪が2%落ちていた。体の芯に疲れがきていたんだろう。
さて、明日からまた机に向かってマンガを描く生活に戻るのだが、完全に元のペースに復帰するのは2週間くらいかかりそうである。
あ〜疲れた。
第64話につづく
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posted by ODA-SAN at 09:00| Comment(0) | 日記
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