2018年01月15日

第68話「介護施設見学」

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第三次遠距離介護ツアーから帰京して一ヶ月、やっと疲れもとれてきた。
現在契約している介護事業所のスタッフから渡されたリーフレットをジッと見ている。
系列のグループホーム、ケアハウス、特別養護老人ホーム等の写真が掲載されたシンプルな内容である。
まだ施設云々は先の事と考えていたが、とりあえず申し込みだけでもいかかがですかとの勧誘を受けたのだ。
料金などの詳細データの説明はない。
この事業所のウェブサイトを見ても、リーフレットと同じ内容でこちらが知りたい情報は得られない。
こんな時、現場近くにいない遠距離介護者はもどかしい。
幸いな事にウチの場合は、父ハム夫くん(92歳)と母チコちゃん(86歳)が二人で暮らすH県M市からクルマで約1時間の所に妹U子が住んでいる。
「すまぬが時間のある時にでも施設見学に行ってくれんかの〜」とLINEで妹にメッセージを送る。
さっそく次の休みの日に行ってくれることになった。
しかも今回は頼もしい助っ人がいる。妹U子の連れ合いのR君だ。
R君は介護の経験もあり施設利用経験もあるので、このようなミッションにはピッタリなのである。
介護者と被介護者の実態を把握するには、施設見学はお昼時がいいんですよ」と実体験者ならではのアドバイスをいただく。
これならボクが見学に行くより256倍は頼りになりそうである。
介護施設見学の当日、すっかり安心してU子夫婦の連絡を待つのだった。
その結果報告によると、見学した施設は丁寧な介助だが規定人数ギリギリの運営のようであるとのことだった。
悪くはないが、現在父母が住む実家からクルマで30分と、少し遠いのはマイナス点である。
U子夫婦は、次週も別の施設見学にも行ってくれることになり、おまかせすることにした。ボクとちがって昔から行動力のある妹だったが、このような場合にも素早く対応してくれるので、口先だけで実行力のない兄は感謝するしかない。
遠距離介護者としてもなんらかの活動をせねばとも思うが、何も思いつかない。
そこに登場するのが妻の友人で介護施設勤務をしているFさん。妻によると、近々ランチを共にするとのことなので、さっそく「何か情報をとってくるべし!」とえらそーに」指令を出すのであった。
帰宅した妻の報告によると「株式会社が運営の施設はあまりオススメできないんだってさ」というものだった。全ての株式会社運営が悪いわけではないだろうが、なんとなくわかるような気もする。
株式会社運営の施設でいい面もある。
それは、運営サイトに比較的情報がたくさん掲載されていることだ。そのぶんお金もかけているのだろうが、スタッフブログが何年も更新されていないような施設のサイトよりはマシなような気もする。
そんなこんなで、いつかはやって来るであろう施設選びに思いを馳せる日々が続く。
第69話につづく
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posted by ODA-SAN at 09:00| Comment(0) | 日記
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