2018年01月22日

第69話「探し物はなんですか」

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これまでの三回にわたる遠距離介護ツアーで実家に滞在して、いちばん目にした光景は、母チコちゃん(86歳)が何か探し物をしている図だ。
あれだけ探しまわっているんだから、たぶんそれは見つけにくいものなんだろう。イノウエヨースイにきいても、クリタヒロミにきいても見つからないだろう。もちろん父ハム夫くん(92歳)にきいてもわからない。
机の中やカバンの中を探しても見つからないようだ。そもそもカバン自体が見つからないことがしょっちゅうある。
カバンの中には家の鍵が入っているのだが、時によってはカバンはあっても鍵だけが見つからない時もある。
これはなんとかせねばいかんの〜と、遠距離介護ツアーから帰ってきて、Amazonで発見したのがキーファインダーなるもの。
なくしては困る鍵などに受信機キーホルダーを装着しておき、キーファインダー本体送信機スイッチを押すとピーピーと音がして、アッというまに探し物がみつかるというモノだ。
さっそく注文して、家に届いたのでテストしてみたところ、家の中なら充分聞こえる音量で、ちがう部屋からでもしっかり反応することがわかった。説明書によると最大で40メートル離れていても大丈夫だそうだ。
ウムウム、これは次の第四次遠距離介護ツアー時に持参すれば、いい働きをしそうだわいと思っていたら、iPhoneの着信音がした。
それは父ハム夫くん(92歳)と母チコちゃん(86歳)が契約している介護事業所スタッフからのものだった。
介護事業所スタッフの「お母様が今お出かけされようとしたら、家の鍵がないとおっしゃってますが…」という報告に、思わず絶句する。
こんなことなら前回の第三次遠距離介護ツアー時にキーファインダー導入をしておけばよかった。
次は、こうしようああしようと思う前に、すぐ実行しなければダメなことを学ぶ遠距離介護者だった。
第70話につづく
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posted by ODA-SAN at 09:00| Comment(0) | 日記
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