2018年02月05日

第71話「ナゾの書類捺印」

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H県M市で暮らす、父ハム夫くん(92歳)と母チコちゃん(86歳)のダブルボケボケコンビの日常は、不安定ながらもなんとかギリギリ低空飛行の日々が続いている。
離れて暮らす遠距離介護者のボクとしては、次の遠距離介護ツアーに備えて英気を養いつつ、実家に行ったときのToDoリストを作っている今日この頃である。
言ってみれば、今は第三次遠距離介護ツアーと第四次遠距離介護ツアーの間で、氷河時代でいうと間氷期のようなものだ。
そんなある日のお昼、介護事業所のスタッフからボクに電話連絡があった。
それは、午前中に服薬確認のために訪問したら、母チコちゃん(86歳)が書類捺印のため印鑑を探していた、というものだ。
もしや、怪しいセールスにひっかかかって、高額の契約を結ぼうとしているのかも知れない。
すぐに実家に電話をしてみたら、なんとか印鑑は探す出す事ができて、無事に捺印したと母チコちゃん(86歳)は得意そうに言うのだった。
何の書類に捺印したのかときいたら、「さぁ何じゃったか…」と予想通りの展開だった。
いろいろと質問して聞き出した所、どうも某金融機関がらみのようである。
これ以上、母チコちゃん(86歳)と話しても埒はあかないので電話を切り、どう対処するか考える。
まずはその金融機関に電話してみるが、スタッフが実家を訪問して書類に捺印を求めた形跡はないという。
う〜ん、さらに考えを巡らせる。
そういえばこの金融機関の口座から、毎年この時期に引き落としがあったのを思い出した。そのことを電話に出た金融機関のスタッフに言ったら、該当する引き落とし先の電話番号を教えてくれた。意外とすんなり教えてくれたが、口座名義人の家族と名乗る者(ボクのことね)からの電話での問い合わせに、こんなに簡単に個人情報を開示していいものだろうかと思いつつも、対応にお礼を言って引き落とし先と思われる所に電話してみた。
その結果、あっさりとこの事件は解決した。経緯は以下の通りである。
引き落とし先は火災保険関連だった。
まず午前9時頃、保険会社のスタッフが火災保険更新の書類を持ってやって来た。母チコちゃん(86歳)が応対したが印鑑が見当たらないので、スタッフは一旦帰った。
午前10時前、介護事業所のスタッフが訪れ、印鑑を探しまわる母チコちゃん(86歳)を確認。一緒にさがすものの見つからずその場を去る。
お昼前、再度保険会社のスタッフが訪問。その時は母チコちゃん(86歳)は印鑑を見つけていて、更新申請書類に捺印する。
お昼頃、介護事業所のスタッフがボクに電話で連絡。
てなわけで、一件落着。
次回、第四次遠距離介護ツアーでは、金融機関口座の引き落とし関連の確認をまずやらねばと、ToDoリストのトップに記すのだった。
第72話につづく
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posted by ODA-SAN at 09:00| Comment(0) | 日記
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