2018年08月20日

第99話「ソは相続のソ」

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いずれは相続の手続きをしなければならないと思いつつも、面倒そうなので後回しにしていた。
相続関連手続きはいろんな書類をそろえたり、いろんな窓口に申請に出向いたりと、遠距離介護者にとってやっかいな問題なのである。
それよりも公共料金引き落とし先変更届けが先決である。
ガスやら電気やら水道が急にとまるようなことになったら大変だ。
まずはガスの引き落とし先の金融機関に出かけ、引き落とし先を父ハム夫くん(92歳)の口座から、母チコちゃん(86歳)の口座に変更したいと申し出た。
変更手続き伝票を渡され記入して一件落着…のはずが。
それでは今後の相続についてご説明します」と窓口のスタッフ。
これよりお父様の口座は相続終了まで凍結されます」と続いた。
えっ、まだ相続関連手続きは先にするはずだったのに、いきなりの展開である。
相続手続き依頼書なるものを手渡される。
相続に必要な書類一覧表もある。
それによると、亡くなった父ハム夫くん(92歳)の出生から死亡までの戸籍謄本一式が必要なのだそうだ。普通の戸籍謄本とは違うのだろうか?一式という事は、複数のものを揃えるのだろうか?
相続人全員の印鑑証明書も必要だ。
母チコちゃん(86歳)は印鑑登録そのものをしていないから、まずはこれからだ。
電気料金は他の銀行なのでそちらにも回ったが、書式がビミョーにちがうものの大筋では似たようなものだった。
水道料金引き落としは、ゆうちょ銀行なので、そこにも行ってみたら、他の銀行とは異なっていた。
相続関連ですと申し出たら「ゴシューショーサマデス」と窓口の年輩の郵便局員に言われて、ちょっと面食らう。
他の銀行とちがって、まず相続手続きに入る前に相続確認表というものを書く必要がある。これは被相続人と相続人との関係図みたいなものだ。それを窓口に提出すると、その時点で口座は凍結されるが、相続手続きはまだ始まっていない。
2週間くらいしたら、必要書類のご案内というものが郵送されてくるのだそうだ。そこに書かれてある書類を用意してゆうちょ銀行の窓口に提出する流れだ。その後に何も問題がなければ金券(窓口のスタッフは確かにこういったが、ちゃんとした正式名称は別にあるような気がする。金券だと、商店街の福引きで当たったみたいだしね。)が送られて来て、それを再度ゆうちょ銀行の窓口に持って行き、それでやっと払い戻しされるのだ。
ああ面倒臭い。
しかも残高が100万円以下と以上で手続き書類も違うのだそうだ。たぶん100万円はないだろうから、100万円以下の場合に使う「窓口即時払用」手続き請求書を受け取って帰る。
がっ、しかし!
通帳類を管理している妹U子に確認したら、100万円以上残高があるというではないか。
同じ郵便局に100万円以上の書類を再度もらいに行くのは恥ずかしいので、少し離れた別のゆうちょ銀行に行き100万円以上の書類を受け取る。今度のは「集中処理用」と記されている。きっと集中して処理するのだろう。
銀行関連はなんとかなりそうだが、ゆうちょ関連は今後も何か問題が起こりそうな気がする。少なくとも窓口に出向く回数は銀行よりは多い。
わずかばかりの相続関連手続きの経験で、今ワタクシは思う。
自分だっていつ何があるかわからない。
相続のことを考えると自分のゆうちょ銀行の口座はいずれは解約しよう。解約しないまでも100万円以下にしておこうと。
第100話につづく
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posted by ODA-SAN at 09:00| Comment(0) | 日記
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