2018年10月08日

第106話「初めての公証役場」

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相続関連あれやこれや作業で、いろいろ調べていると「遺言」の二文字がよく出てくる。
父ハム夫くん(享年94歳)の場合、そんなものはなかった…いや、たぶんないと思う。
家中探しまわって遺言が出てこない場合でも、公正証書遺言というものがあるという情報に接した。
なんでも、公証役場というところに行けば、遺言の有無がわかるという。
コーショーヤクバ、その文字はどこかで見た事があるような気がするが、どこでみたかはわからない。
どうやら全国各地にあるようで、どこの公証役場でも、公正証書遺言の有無が確かめられるというので、さっそく最寄りの公証役場に行ってみた。
信用金庫の入っているビルの上階にそれはあった。
さっそく窓口に行き、あらかじめ用意していた戸籍謄本などの書類を提示して、父ハム夫くん(享年94歳)の遺言を検索システム照会申請する。
時間がかかるので、しばらくソファーに座って待つ事になる。
今まで、市役所やら法務局やら、いろんな窓口に出向いたが、ここ公証役場では、驚くべき対応があった。
なんと、スタッフさんがトレイにお茶を入れた容器をのせて運んできたのだ。ついでに飴もすすめられる。こんなサービスは初めてである。
金融機関のロビーで待つときも、信用金庫だと時々こういう対応があるが、お役所(なのか?)では初めてだ。このビルの階下が信用金庫だから、同様のサービスがあるのだろうか、よくわからないが、丁度のどが乾いていたのでありがたくいただく。
そうこうしているうちに、名前を呼ばれたのでカウンターに行く。
遺言結果システム照会結果通知書というA4サイズのペーパーを手渡される。
そこには、「見当たりませんでした」と記されていた。
前回の法務局での登記物件が「見当たりません」になったのに続いてまたしても、見当たりませんという結果である。
遺言はないだろうと思っていたので、この結果は予想通りであった。
また収入印紙を購入して何か手続きするのかと思ったら、その必要はないと言う事だった。
つまり、何も料金はかからないということだ。
そのうえお茶まで出してもらってちょっと申し訳ないなと思いつつ、もう生涯で二度と来ないであろう公証役場を後にしたのだった。
第107話につづく
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posted by ODA-SAN at 09:00| Comment(0) | 日記
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